2013年9月6日金曜日

J・J・エイブラムス監督「スタートレック イントゥ・ダークネス」

 非常におもしろかった。
 ストーリーの展開が早く、次々におとずれる山場に息をつぐこともできないほど。おかげで何ヶ所か、セリフを見落としてしまい、思わず、指がぴくりと動いてしまった。
 リモコンのリバースボタンを押そうとしてしまったのだ。
 最近はどうもリアルタイムでテレビを観るときにも録画しながら——録画している方を観ているので。スポーツ番組などとくにそうで、あれ、今のは、というとき、すぐに巻き戻して観ている。CMもスキップできるし。厳密にはリアルタイムというより五分前の世界を観ているのだけど。
 実はミスター・スポックは何といったんだろう、という疑問が一カ所、残っている。見落としたのではなく、演出として隠していたような気がするのだが、展開が早すぎてそこが判然としない。あとでストーリーを思い返してたぶん、こんなことをいったのだろう、というのはあるのだが……。
 すると。
 予告編はまったく逆の意味になる……。
 とくに日本版の予告編は。うーむ。別によいのだけど、最近、予告編が予告になってないよなぁ。まったく油断ならない。